ランニングを始めようかな〜と考えている方も、今頑張って走っている方も、ランニングに対して何かしらの目的があると思います。
- 痩せたい
- 運動不足を解消したい
- 気分転換がしたい
- 体力をつけたい
などなど。
目的は人それぞれですが、「どうせランニングをするなら効率よく効果を出したい」と思ってはいませんか?
実はランニングは、行う時間帯によって得られる効果が変わってくるのです。
そこで今回は、ランニングの目的別おすすめの時間帯をご紹介します。
ランニングの効果
お金もかからず、思い立ったらすぐに始めることができるランニングですが、心身ともにたくさんのメリットがあります。まずは、ランニングで得られる効果からみていきましょう。
ダイエット効果
ランニングを始めよう!と考える目的で、一番多いのが「ダイエット」ではないでしょうか?
ランニングは、ウォーキングやジョギング、水泳などと同じ有酸素運動です。有酸素運動は体に蓄えられている脂肪をエネルギーとして使用するため、脂肪燃焼効果が期待できることからダイエットにつながります。
また、ランニングは全身運動のため筋肉をつけることができ、基礎代謝もアップ。痩せやすい体を作ることができるのです。
体力(持久力)の向上
ランニングでは、「遅筋」という種類の筋肉を主に使います。この遅筋は持久力に関する筋肉のため、ランニングを継続することにより、持久力が上がり疲れにくい体を手に入れることができます。
さらに、走ることで心肺機能も向上!心肺機能が向上すると、全身に血液が運ばれやすくなるため、疲労回復も早くなります。
ストレス解消
適度な運動をした後、「気持ちよかった」「スッキリした」と感じたことはありませんか?
ランニングなどの一定のリズムで動く適度な負荷の運動は、「セロトニン」や「βエンドルフィン」などの脳内物質の分泌をうながします。セロトニンやβエンドルフィンなどの脳内物質は、精神安定や気持ちを前向きにする効果、幸福感を感じさせる効果があるため、ランニングにはストレス解消効果があるのです。
美肌効果
ランニングによって血液循環が良くなると、肌のターンオーバーも促進されるため、美肌効果も期待できます!
さらに、走って汗をかくことで水分の代謝も良くなると、老廃物の排出につながり、毛穴のつまりもスッキリ。肌のたるみ、くすみ、むくみなどのお悩み解消にもぴったりです。
肩こり・腰痛・冷え性の改善
肩こり・腰痛・冷え性などの大きな原因は「運動不足」と言われています。運動不足による筋力の低下、血行不良により、筋肉自体が硬くなってしまっている場合が多いです。
ランニングを行うことで、全身の筋肉を動かして血行を促進するため、肩こりや腰痛、冷え性を根本的に改善します。
朝ランニングがおすすめの方
ダイエットには朝ラン!
ダイエット目的でランニングをしよう!と思っている方には朝がおすすめ。
朝は代謝が一番低く、起床後から徐々に上がり、お昼の時間帯にピークを迎え、夜にむかってどんどん下がっていきます。
しかし、朝にランニングを行うことで一気に体を目覚めさせ、一日の代謝を高めることができるのです。代謝が高い状態では同じ活動内容でも消費エネルギーが増え、脂肪も燃えやすくなるため、痩せやすい体になります。
仕事のパフォーマンスアップがしたい
朝にランニングをすると、一日快適に過ごすことができたり、仕事のパフォーマンスがアップした!という方も多いです。
これは、朝に日光を浴びることで体内時計がリセットされ、体の『活動スイッチ』がしっかり切り替わるため。さらに、朝のランニングで体だけでなく脳も活動モードになるため、思考力・決断力・記憶力なども向上し、仕事の効率アップも期待できます。
朝にランニングを行う際のポイント
まだ体が完全に起きていない朝のランニングでは、激しい運動は禁物です。いきなり速いスピードで走り出すのではなく、徐々に動き出すイメージで行うことがポイント。
ランニング前はしっかりと水分補給を行い、軽くエネルギー補給も行ってから走り出しましょう!
夜ランニングがおすすめの方
ストレス解消には夜ラン!
仕事でのイライラやストレスは、なるべくその日のうちに解消したいですよね。そんな一日のストレスを発散するには、夜のランニングがおすすめ!
朝や昼間に比べると、夜のランニングは暗さから一目も気にせず走ることができるため、気持ちよく走りやすいです。また、暗い中で走る方がスピード感も感じやすく、リフレッシュにぴったり。夜にランニングをすることで、嫌な気分を翌日に持ち越しにくくなります。
体力をつけたい方・運動が苦手な方
一日活動した後に走る夜ランニングは、朝に比べると体がよく動きます。そのため、夜の方がランニングをツラく感じにくいことも。
体力をつけたい場合や運動不足解消にはランニングの継続が不可欠です。あまり運動習慣がない方は、夜ランニングからスタートして体を慣らすことで、ランニングを継続しやすくなります。
夜にランニングを行う際のポイント
女性が1人で走る場合は、人通りのある道や明るいコースを選び、視認性のある服を着用するなど、安全・防犯面にも気をつけましょう。
また、就寝直前のランニングは睡眠に影響が出る(寝付きが悪くなる、中途覚醒など)場合があるので、できれば就寝3時間前までには走り終えれるといいですね。
まとめ
ランニングを行う時間帯に悩んでいる方は、目的に合わせてどの時間帯にランニングを行うか決めるのもおすすめです。
ただし、ランニングでしっかり効果を実感するために大切なことは「継続すること」です。無理なく継続できる時間帯を選び、ランニングを楽しみましょう!