熱めが好きな方、ちょっとぬるめが好きな方、お風呂の温度は人によって好みがわかれます。
しかし「実際のところお風呂って何度で入るのがいいの?」と、疑問に思っている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、効果と目的に応じたおすすめのお風呂の温度をご紹介します!
一般的なお風呂の適切温度とは?
季節や個人の基礎体温によっても前後しますが、一般的には40〜42度ぐらいがお風呂の適温とされています。
しかし、適温が必ずしも良い!ということではなく、お風呂の温度によって得られる効果も違ってくるため、目的に応じてお風呂の温度を変えてあげるのがおすすめです。
健康や美容だけでなく、気持ちの面にも効果があるお風呂を上手に利用しましょう!
効果&目的別!おすすめのお風呂の温度
様々な効果のあるお風呂ですが、今回は4つの目的別おすすめ温度をご紹介します。ぜひ、体調や気分に応じて使い分けてみてください。
リラックスしたいとき
37〜39度くらいのぬるめのお湯でじっくりと入浴しましょう。(20分以上)ぬるめのお湯は副交感神経を刺激するため、血圧が下がり、筋肉も緩みやすくなります。
疲れている時、イライラしている時、よく眠れない、食欲がないといった時におすすめ。
好きな入浴剤や、アロマオイル、キャンドルを炊いたりして、少し長めの時間湯船につかることで、体が芯から温まります。
肩こり・腰痛が気になるとき
39〜41度くらいの温度で15分ぐらいの全身浴がおすすめ。血液の流れが良くなり、新陳代謝がアップ。さらに、水圧と浮力で筋肉をほぐれやすくしてくれます。
特に肩こりが気になる方は、あごがお湯に触れるぐらいまで、しっかりと全身浸かりましょう。
ダイエット中
41〜42度くらいの少し熱めのお湯に3分浸かり、湯船から出て3分休憩を繰り返します。
これは高温反復入浴法というやり方で、普通の入浴と比べると、たくさんカロリーが消費できるため、ダイエット中の方にぴったりです。
しかしカロリー消費が大きい分、体に負担もかかるので、行う際は体調に十分気をつけてください。
リフレッシュしたいとき
41〜43度くらいの熱めのお湯でさっと入浴しましょう。(5分程度)
熱めのお湯は交感神経の働きを活発にさせるため、血圧や心拍数が上がり、気持ちがシャキッとしやすくなります。朝風呂で目を覚ましたい時、仕事前や体がなんだか重だるい時におすすめ。
ただ、高温での入浴はお肌が乾燥しやすくなるため、お風呂から出た後は保湿を忘れずに。
まとめ
お風呂の温度によって得られる効果は違ってきます。
- リラックスしたいとき
- 肩こり・腰痛が気になるとき
- ダイエット中
- リフレッシュしたいとき
今回は上記の4つの場合の、お風呂の温度についてご紹介しました。
その時の気分やお体の調子に合わせて温度を調節し、快適なバスタイムを楽しんでくださいね。